エチオピアにはアラブ系や非アラブ系の黒人など80以上の異なった民族集団が存在する。黒人が人口の大多数を占めている
オロモ人 40%、アムハラ人 33?35%、ティグレ人 7%、ソマリ人 4% など。
言語
エチオピアの言語はアフロ・アジア語族が主である。連邦の公用語はアムハラ語であり、それと別に各州は州の公用語を定めることが憲法で認められている。中等教育以上では英語が教育言語となっているが、就学率が低いため、国民の大多数には通じない。他にオロモ語、ティグリニャ語、ソマリ語などがある。独自文章語としてゲエズ語も存在する。
宗教
キリスト教のコプト派(エチオピア正教会)が 50%、イスラム教が 30%、他に、アニミズム、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教など。資料によっては、ムスリムの方が、エチオピア正教会の信徒よりも多いとするものもある。帝政時代はエチオピア正教を国教としていたが、連邦憲法11条は、政教分離を定め、国教を禁じている。
文化
エチオピアは、グレゴリオ暦とは異なるエチオピア独自の暦を使用している。エチオピアの1月1日は、グレゴリオ暦の 9 月 11 日。下の祝祭日表の年月日はグレゴリオ暦である。またグレゴリオ暦からは約 7年遅れであるが(エチオピアの 2000 年 1 月 1 日は、グレゴリオ暦の 2007 年 9 月 11 日)、その理由はイエス・キリストの誕生年についての見解が違うためであると言われている。
食文化
主食は穀物を発酵させパンケーキ状に焼いたインジェラであり、代表的な料理としてはワット、クックル(エチオピア風スープ)、トゥプス(焼肉・炒め肉・干し肉)などがある。エチオピア正教の戒律によりツォムと呼ばれる断食の風習があり、水曜日と金曜日を断食の日とし、午前中は全ての食事を、午後は動物性タンパク質を取らない。2月?4月のツォムは2ヶ月の長期に亘り、イースターにより断食明けとなる。同様に戒律を理由として、ユダヤ教やイスラーム教のように、豚肉を食べることは固く禁じられている。
エチオピアはコーヒーの原産地と言われており、コーヒーは広く常飲されている。また、複数の人でコーヒーを楽しむ「ブンナ(コーヒー)・セレモニー」という風習がある。
アルコール飲料としては、ビール・ワインが生産されているほか、地酒としてタッジ(蜂蜜酒)・タッラ(麦やトウモロコシが原料のビールに似た飲料)・アラキ(蒸留酒)がある。
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